乳腺密度は乳がんリスクに関与する？認識調査

最近マンモグラフィ検査を受けた乳がん既往歴のない40-76歳の女性1858人を対象に、乳腺密度に関連する乳がんリスクの認識を他の5つの危険因子との比較で調査。電話サーベイと半構造化面接を用いた質的研究で検討した。 その結果、回答者の半数が、乳腺密度は出産歴なし（52％）、1日1杯超の飲酒（53％）または乳房生検歴あり（48％）よりも乳がんリスクが高いと考えていた。大半の回答者が、乳腺密度は第1度近親者の乳がん既往歴（93％）または過体重・肥満（65％）よりもリスクが低いと考えていた。面接を受けた61人のうち6人（10％）が乳腺密度は乳がんリスクに寄与すると述べ、43人（70％）が乳がん危険因子として家族歴を重視していた。面接を受けた女性のうち17人（28％）が、乳がんリスクを下げることが可能かは分からないと回答した。...