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AFRS、イトラコナゾール単独投与で症状改善か

2023年8月13日  The Laryngoscope

副鼻腔に限局するアレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎(AFRS)の患者34例を対象に、イトラコナゾール単独療法の有効性を検討。対象者にイトラコナゾール錠200mg を1日2回3カ月間経口投与して2週に1回の肝機能検査でモニタリングし、治療前後の臨床的、放射線学的、生化学的パラメータを比較した。 その結果、臨床的パラメータ[SNOT-22スコア(P<0.001)、Meltzer内視鏡スコア(P<0.001)]、放射線学的パラメータ[Lund-Mackayスコア(P=0.004)、20点満点のCTスコア(P=0.002)]、生化学的パラメータ[血清総IgE(P<0.001)、アスペルギルス特異的IgE(P<0.001)、好酸球絶対数(P<0.001)]と、すべてのパラメータに有意差が見られた。...