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医師が最適化した血圧自己管理で産後の血圧を長期抑制

2023年12月4日  Journal of the American Medical Association

妊娠高血圧腎症または妊娠高血圧症で、産後退院時に降圧薬を必要とした英国の18歳以上の女性200例を対象に、血圧自己モニタリングと医師が最適化した降圧薬による長期血圧コントロール(介入群)を無作為化非盲検エンドポイント盲検試験で通常の産後ケア(対照群)と比較(POP-HT試験)。主要評価項目は、産後9カ月時の24時間平均拡張期血圧とした。 その結果、産後249±16日時の24時間平均拡張期血圧は、介入群(71.2±5.6mmHg)の方が対照群(76.6±5.7mmHg)よりも低かった(群間差-5.80mmHg、95%CI -7.40--4.20、P<0.001)。24時間平均収縮期血圧も、介入群(114.0±7.7mmHg)の方が対照群(120.3±9.1mmHg)よりも低かった(群間差-6.51mmHg、同-8.80--4.22、P<0.001)。...