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lepodisiranでリポ蛋白(a)が長期かつ用量依存的に減少

2023年12月14日  Journal of the American Medical Association

血清リポ蛋白(a)濃度高値の成人48例(平均年齢46.8歳、女性35%)を対象に、アポリポ蛋白(a)を標的とした短鎖干渉RNA(siRNA)lepodisiranの安全性、忍容性、薬物動態、有効性を無作為化単回投与用量漸増試験で検討。lepodisiran(6用量)皮下投与をプラセボと比較した。リポ蛋白(a)高値は75nmol/L(30mg/dL)以上とし、心血管疾患がない成人を組み入れた。主要評価項目は安全性および忍容性とした。 その結果、1例で重篤な有害事象が発現した。血漿中lepodisiran濃度は10.5時間以内で最高値に達し、48時間までに検出限界以下となった。リポ蛋白(a)濃度の最大変化量中央値は、プラセボ群が-5%、lepodisiran 4mg群が-41%、12mg群が−59%、32mg群が−76%、96mg群が-90%、304mg群が-96%、608mg群が-97%だった。337日時点でも、lepodisiran 608mg群での変化量中央値は-94%だった。...