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母親の大麻使用は胎盤機能関連の有害妊娠転帰と関連

2024年1月14日  Journal of the American Medical Association

Nulliparous Pregnancy Outcomes Study:Monitoring Mothers-to-Beコホートに登録された未産婦の補助的解析を実施し、母親の大麻使用と胎盤機能に関連する有害妊娠転帰との関連を検討。大麻曝露は凍結保存した尿検体を用いて免疫測定法で確認した。在胎不当過小児出産、治療的(medically indicated)早産、死産または妊娠高血圧症候群を二項対立の主要複合評価項目とし、9257例を解析対象とした。 その結果、大麻を使用した610例(6.6%)のうち32.4%(197例)が妊娠第1期のみ、67.6%(413例)が第1期以降も継続して大麻に曝露していた。調整後の傾向スコア重み付け解析で、大麻曝露は主要複合評価項目と関連した(曝露群25.9% vs. 非曝露群17.4%、調整後相対リスク1.27、95%CI 1.07-1.49)。3カテゴリーの大麻曝露モデル(非曝露、妊娠第1期のみ曝露、継続的曝露)では、妊娠第1期のみの大麻使用は主要複合評価項目と関連しなかったが、継続的使用は関連した(同1.32、1.09-1.60)。...