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ガバペンチノイド使用とCOPD重度増悪の関連

2024年2月12日  Annals of Internal Medicine

カナダ・ケベック州の医療保険データベースを用いて、ガバペンチノイドの使用と慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の重度増悪との関連を、時間条件の傾向スコアマッチングを用いる新規使用者コホート研究で検討。ガバペンチノイド使用者群には、てんかん患者356例、神経障害性疼痛患者9411例、その他の慢性疼痛患者3737例を組入れ、COPD罹患期間、ガバペンチノイドの適応、年齢、性別、暦年、時間条件の傾向スコアに基づき1対1でマッチさせた非使用者群と比較した。主要評価項目は、入院を要する重度のCOPD増悪とした。 その結果、ガバペンチノイド使用群は非使用群と比較して、てんかん(ハザード比1.58、95%CI 1.08-2.30)、神経障害性疼痛(同1.35、1.24-1.48)、その他の慢性疼痛(同1.49、1.27-1.73)の適応および全体(同1.39、1.29-1.50)で、重度のCOPD増悪リスクの上昇と関連していた。...