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moderately- late preterm児の神経発達障害リスク高い

2024年3月8日  British Medical Journal

スウェーデンで1998-2012年に在胎32週0日-41週6日で出生した先天奇形のない単胎出生児128万1690例を対象に、早産児の長期神経発達転帰を全国コホート研究で正期産と比較。追跡期間中央値は13.1年だった。 その結果、1万人年当たりの神経発達障害診断率は全神経発達障害47.8、運動障害3.6、認知機能障害17.0、てんかん性障害7.3、視覚障害12.2、聴覚障害12.6だった。moderately preterm(32-33週)やlate preterm(34-36週)の方がfull term(39-40週)に比べ、全神経発達障害リスクが高く[ハザード比1.73(95%CI 1.60-1.87)、1.30(1.26-1.35)、リスク差4.75%(3.88-5.60)、2.03%(1.75-2.35)]、それぞれの神経発達障害リスクも高かった。在胎週数別の神経発達障害リスクは在胎32週で最も高く、その後41週まで徐々に下がり、また39-40週に比べ37-38週で高かった。...