幼児にインフルエンザワクチン接種の最適タイミングは
2024年3月17日
British Medical Journal
米国で、幼児のインフルエンザワクチン接種の最適なタイミングを住民対象コホート研究で検討。2011-18年の期間にインフルエンザワクチン接種を受け、民間保険に加入している年齢2-5歳の小児81万9223例を組み入れた。主要評価項目は、インフルエンザワクチン接種を受けた小児の誕生月ごとのインフルエンザ診断率とした。 その結果、11月と12月にワクチン接種を受けた小児のインフルエンザ診断率が最も低かった。ワクチン接種は通常、健診来院日や誕生月に実施される。10月出生児はインフルエンザの診断率が最も低く(2.7%、6016/22万4540例)、8月出生児(3.0%、6462/21万2622例)と比較した調整後オッズ比は0.88(95%CI 0.85-0.92)だった。...
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