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EGPAにベンラリズマブはメポリズマブに非劣性

2024年3月25日  New England Journal of Medicine

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)の成人140例を対象に、抗IL-5受容体αモノクローナル抗体ベンラリズマブの有効性と安全性を、メポリズマブと比較して評価する多施設共同二重盲検第III相無作為化実薬対照非劣性試験で検討(MANDARA試験)。標準治療後の再燃または難治性EGPA患者を、ベンラリズマブ群またはメポリズマブ群に1対1の比率で無作為化割付けした。主要評価項目は、36週時点と48週時点の寛解とした(事前に設定した非劣性マージン、-25%ポイント)。 その結果、36週時点と48週時点で寛解を認めた患者の調整後割合は、ベンラリズマブ群が59%、メポリズマブ群が56%で(差3%ポイント、95%CI -13-18、優越性のP=0.73)、ベンラリズマブはメポリズマブに対して非劣性を示したが、優越性は示さなかった。有害事象はベンラリズマブ群の90%とメポリズマブ群の96%、重篤な有害事象はそれぞれ6%と13%で報告された。...