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超加工食品への曝露増加で有害健康転帰リスク上昇

2024年4月2日  British Medical Journal

超加工食品への曝露と有害健康転帰との関連に関する既存のメタ解析のエビデンスをアンブレラレビューで評価。統合解析45件(対象計988万8373例)を対象とした。 その結果、全体として超加工食品への曝露と健康パラメータ32項目(71%)との間に直接的な関連が認められた。エビデンスグレードはconvincingで、心血管疾患関連死(リスク比1.50、95%CI 1.37-1.63、エビデンスの質:非常に低い)、2型糖尿病(用量反応リスク比1.12、同 1.11-1.13、中程度)、不安転帰(オッズ比1.48、同 1.37-1.59、低い)および一般的な精神疾患の複合転帰(オッズ比1.53、同 1.43-1.63、低い)との直接的な関連が裏付けられた。またhighly suggestiveで、全死因死亡(リスク比1.21、同 1.15-1.27、低い)、心疾患関連死(ハザード比1.66、同 1.51-1.84、低い)、2型糖尿病(オッズ比1.40、同 1.23-1.59、非常に低い)、抑うつ転帰(ハザード比1.22、同 1.16-1.28、低い)、睡眠関連転帰(オッズ比1.41、同 1.24-...