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誘発性喉頭閉塞症患者、不安やうつの合併率高い

2024年4月15日  専門誌ピックアップ

2021-23年に誘発性喉頭閉塞症(ILO)の診断を受けた成人83例(平均年齢45.8±14.3歳、女性64例、男性19例)および小児81例(同13.83±2.55歳、67例、14例)からなる有意標本を対象に、不安、うつ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)および身体症状の有病率を横断研究で前向きに検討した。 その結果、成人および小児患者ともに各評価項目の有病率が高かった[不安:成人63%、小児60%、うつ:同32%、30%、PTSD:同34%、16%、身体症状(中等度-重度):同45%、39%]。不安およびうつ症状を示す患者の多くはILOの評価以前に不安、うつおよびPTSDの診断を受けており、これらの過去の有病率も一般有病率より高かった。成人患者のPTSDの有病率は小児患者の2倍だった(オッズ比2.1、95%CI 0.05-4.48)。...