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子宮頸がんにペムブロリズマブ+CRT、PFSを有意に改善

2024年4月17日  Lancet

新規診断の高リスク局所進行子宮頸がん患者1060例を対象に、化学放射線療法(CRT)へのペムブロリズマブ上乗せの有効性と安全性を第III相無作為化二重盲検プラセボ対照試験で検討(ENGOT-cx11/GOG-3047/KEYNOTE-A18試験)。無増悪生存期間(PFS)および全生存期間(OS)を主要評価項目とした。データカットオフ時点の追跡期間中央値は両群とも17.9カ月だった。 その結果、PFS中央値は両群ともに未到達で、24カ月時のPFS率はペムブロリズマブ+CRT群68%、プラセボ+CRT群57%だった。病勢進行または死亡のハザード比は0.70(95%CI 0.55-0.89、P=0.0020)で、プロトコルで規定された主要目的が達成された。24カ月時のOS率はペムブロリズマブ+CRT群87%、プラセボ+CRT群81%だった(情報分数42.9%)。死亡のハザード比は0.73(0.49-1.07)で、統計的有意性の境界を越えなかった。グレード3以上の有害事象発生率はペムブロリズマブ+CRT群75%、プラセボ+CRT群69%だった。...