潜在クラス分析を用いて自殺者のプロファイルを同定

有効な予防策のために、自殺者30万6800例（平均年齢46.3歳、男性78.1％）のデータを用いて、自殺プロファイルまたはクラスについて潜在クラス分析を用いた横断的研究で検討。直近の意図の表明状況、遺書の有無、向精神薬使用を評価した。 その結果、5つのクラス／プロファイルが同定された。最も多かったのはクラス4（31.7％）で、主に身体的な健康問題だった。続いてクラス5の様々な物質使用障害（19.2％）、クラス3のクライシス、アルコール関連、およびパートナー間の問題（18.0％）、クラス2の精神的健康障害（17.6％）、クラス1の併存する精神的障害および物質使用障害（13.5％）が多かった。クラス4では、自殺の意図を表明していた（14.4％）、および遺書を残した（25.1％）自殺者の割合が最も低く、全ての自殺プロファイルの中で精神疾患および向精神薬の使用に関してわかっている割合も最も低かった。...