1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 低血糖症リスク児の臍帯血中カテコールアミン濃度高い

低血糖症リスク児の臍帯血中カテコールアミン濃度高い

2024年5月1日  JAMA Pediatrics

低血糖症リスクのある新生児(234人)を対象に、臍帯血(UCB)および羊水(AF)中のカテコールアミン濃度が対照児(94人)より高いかどうかを前向きコホート研究で比較した。 その結果、発育不全の新生児では、UCBノルエピネフリン(21.10 vs. 10.88nmol/L、P<0.001)、メタネフリン(0.37 vs. 0.12nmol/L、P<0.001)、および3-メトキシチラミン(0.149 vs. 0.091nmol/L、P=0.001)濃度(中央値)が高かった。周産期ストレスを有する新生児では、UCBノルエピネフリン(22.55 vs. 10.88nmol/L、P=0.001)、ノルメタネフリン(1.75 vs. 1.25nmol/L、P=0.004)、および3-メトキシチラミン(0.120 vs. 0.091nmol/L、P=0.008)濃度(中央値)が高かった(P<0.0083を統計的有意とみなした)。UCBノルエピネフリン、メタネフリン、および3-メトキシチラミン濃度は、AF中Cペプチド濃度と負の相関(rs=-0.212、P=0.005;rs=-0.182、P=0.0...