国立感染症研究所は5月30日、医療機関、一般市民向けに「麻しん発生状況に関する注意喚起」を発表した。4月半ば、インドから帰国した30歳代男性が同月下旬、東海道・山陽新幹線や在来線を利用し、新神戸駅-東京駅、茨城県内へと移動していた。その後、東京都や兵庫県神戸市などでも30-40歳代の3人の感染例が新たに報告されている。同研究所は「今後、広域的な感染拡大の可能性が危惧される」として、注意を呼びかけている。(m3.com編集部・坂口恵)...
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