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患者の訴えから6時間後にCRAOと診断、医師責任は

2024年3月5日  m3.com意識調査

臨床ニュースのシリーズ「医療事故、ヒヤリ・ハット事例に学ぶ」で掲載した記事「喉頭癌術後に左視力低下を自覚、6時間後に網膜中心動脈閉塞症と診断【解説】」のトラブルについて、医師の責任がどの程度あると感じるかをm3.com会員医師594人に尋ねたところ、44.3%が「41~60%(中程度)」を選んだ。この過失責任の程度については、医師会員から「医師に関しては、術前の説明が大まかな範囲でされてはいるが、もっと詳細にすべきだった(中程度)」「咽頭癌の術後で合併症として左網膜中心動脈閉塞(CRAO)をきたしたことが不可避だったのかとすれば、過失責任はゼロに近づく(低い)」「CRAOは個別リスクと記載するには極めてまれ。予測困難と考えざるを得ない(ほとんどない)」など、それぞれを選んだ理由も寄せられた。...