COVID-19流行下で進んだ治療薬・ワクチン開発

中国・武漢市で第1例の感染者が報告されてから約4年。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な流行は、社会に大きな影響を与えてきた。国内でも、緊急事態宣言が繰り返し発令されたほか、人々の健康状態や行動様式にも多大な影響があったと考えられる。その陰で、感染者の死亡や重症化、あるいは感染拡大を抑制するために、多くの治療薬やワクチンが開発され実用化されてきた。そして現在も、さらなる治療薬やワクチンの開発が続けられている。このシリーズでは長崎大学大学院呼吸器内科学分野（第二内科）教授の迎寛氏に、COVID-19の新たな治療薬とワクチンについて聞く。第1回は、流行下で進んだ治療薬とワクチンの開発について。（聞き手・まとめ：m3.comコンテンツクリエイショングループ／○年○月○日取材）...