「平時から診療報酬上の措置」感染症対応で診療側、中医協

中医協総会（会長：小塩隆士・一橋大学経済研究所教授）は7月26日、改正感染症法などで定められた新興感染症発生時に向けた協定を都道府県と結ぶ医療機関などの感染対策や、新型コロナウイルスなどの感染症への対策に関する診療報酬上の対応を議論、診療側は「平時から診療報酬上の措置を行って活動を下支えしていくことが必要で、出現した感染症の状況によって、さらなる緊急的な措置を求めたい」と主張した。一方で支払側は2022年度診療報酬改定での感染対策向上加算など、「既に評価の枠組みはかなり整備されたものというふうに認識している」と指摘した（資料は厚生労働省のホームページ）。...