医師派遣の中止・削減、約半数の大学病院が「場合により検討」
レポート
2024年4月27日 (土)
土谷純一(m3.com編集部)
全国医学部長病院長会議(AJMC)は4月26日に記者会見し、四病院団体協議会と共同で実施した、「医師の働き方改革」について大学病院を対象とした状況調査の結果を発表した。医師の働き方改革に関連した医師派遣の中止・削減について、49.3%にあたる34の大学病院が「場合により検討する」と回答するなど、影響が大きいことが明らかになった。AJMC会長の横手幸太郎氏は「2035年に連携B、B水準をなくすことになっているが、医師の偏在対策、診療科の偏在、地域医療構想、この三位一体を進めない限りは実現できない。ここからが本当のスタート」と述べた。...
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