医療の2025年問題、医師の6割「既に影響を実感」◆Vol.12
医師調査
2025年1月11日 (土)
土谷純一(m3.com編集部)
2025年、団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となり、医療・介護の「2025年問題」に直面する。高齢者医療や介護の需要増が予想されている中、m3.comの5000人調査で尋ねたところ、医師の6割が「影響を既に実感している」と回答した。「90歳超の患者でも全ての治療を要求される」「困ったら救急車に乗せて、あとは総合病院でなんとかしてもらおうとする風潮に疲弊している」など、介護や救急搬送などで問題を実感しているとする声が目立った。「心不全が多すぎて循環器医が疲弊」「独居高齢者の生活保護の要否審査が激増」などの声も寄せられた。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。