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4つの医療改革、“職人”として実現目指す - 安藤高朗・民主党比例代表候補に聞く

インタビュー 2010年6月8日 (火)  聞き手・橋本佳子(m3.com編集長)

今夏の参議院議員選挙の比例区で民主党から立候補を表明しているのが、東京都八王子市を中心に医療・介護サービスを幅広く展開する医療法人永生会理事長の安藤高朗氏。日本医師連盟は5月11日、自民党現職の西島英俊氏から安藤氏の推薦に変更、そのほか各医療関連団体の推薦を受けての出馬だ。 「医療提供体制の機能不全(医療崩壊)を阻止する」など、「4つの医療改革」の実現を掲げる安藤氏に、現状の医療の問題点や改革の具体的内容などについてお聞きした(2010年5月30日にインタビュー)。 ――まず参院選に出馬された経緯をお教えください。 昨年の夏頃に、日本医療法人協会に、民主党から立候補者推薦の依頼があったことがきっかけです。その後、協会で検討して、秋頃に私に白羽の矢が立ったわけです。 ――先生が出馬を決意された理由は。 私は若くして父を亡したため、卒業後6年目に当たる1989年に医療法人永生会の2代目の理事長に就任しています。今は日本医療法人協会連盟副委員長や全日本病院協会副会長などを務めており、長年、政府や国会に要望書を提出し、政策提言するなどの活動を行ってきました。しかし、要望書を出しても、その1~2...