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薬剤師の病棟業務、週100点で評価

レポート 2012年2月11日 (土)  橋本佳子(m3.com編集長)

2012年度診療報酬改定では、チーム医療が重点課題の一つで、新設される「病棟薬剤業務実施加算」は100点(週1回)に決定した(資料は、厚労省のホームページに掲載)。 算定対象はすべての入院患者だが、療養病棟と精神病棟については算定できるのは入院日から4週まで(『薬剤師の病棟薬剤業務、加算新設で評価』を参照)。病棟ごとに、専任の薬剤師を配置するなど、「薬剤関連業務の実施に当たって、十分な時間を確保できる」ことが要件。十分な時間とは、「1病棟当たり週20時間」とされている。 そのほか、チーム医療の関係の新点数、主な変更点は以下の通り。 ◆病棟薬剤業務実施加算 ・100点(週1回) ※新設 ・すべての病棟の入院患者が対象。ただし、療養病棟または精神病棟の入院患者については、入院から4週を限度。 ・薬剤師が病棟において医療従事者の負担軽減および薬物療法の質の向上に資する薬剤関連業務を実施するに当たって十分な時間(1病棟、1週当たり20時間)を確保できる体制を有していること。 ・病棟ごとに専任の薬剤師を配置していること。 ・医薬品情報の収集・伝達を行うための専用施設を有し、医薬品の使用状況を把握...