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「もうOK」は禁句、常に向上心を◆Vol.6

スペシャル企画 2014年7月31日 (木)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

2014年4月からは、国立成育医療研究センターに勤務。臨床研究教育部の臨床研究教育室室長代理としての仕事を開始している。 永田知映氏は、医師になり14年目。自戒も込めて、「もうOK」と思わずに、「もう少しやってみよう」という気持ちが必要と言う。 慈恵医大時代は、産婦人科医師として、癌の手術もさせてもらい、自分で多くの患者さんを担当し、すごくやりがいがあって楽しかったのですが、研究する時間があまり取れませんでした。研究を落ち着いてやりたい、という思いがずっとありました。エモリー大学で勉強はしたけれど、自分で実際にやったことがない研究手法などもいろいろあるわけです。 たまたま当センターの政策科学研究部長の森臨太郎先生とお知り合いになる機会がありました。先生とは興味を持っている研究分野が似通っており、そんなご縁もあって、現在の室長職が公募になっていることを知りました。公募に応募し、選考過程を経て、採用に至りました。 臨床研究教育部臨床研究教育室が設置されたのは、今年度からです。私のポストは新規で、少し珍しいポストだと思うのです。臨床研究に関する教育プログラムを立案し、それを運用するのが主な仕...