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亀田選んだ理由は「チャレンジ精神」◆Vol.1

スペシャル企画 2014年9月2日 (火)  聞き手・まとめ:池田宏之(m3.com編集部)

40歳前後の中堅医師たちに、自らのキャリアを語っていただくシリーズ「私の医歴書」。番外編として お届けするのが、福島県相馬市の相馬中央病院で、後期研修医として勤務する森田知宏氏。 東京大学医学部を卒業後に、初期研修は、千葉県鴨川市の亀田総合病院に勤務。学生時代には、医学生がキャリアについての考え方を発信する団体の立ち上げなども経験した森田氏に、若い世代の視点から、キャリアの考え方や医師養成制度について語ってもらった。 高校卒業後、東京大学医学部に入学した森田氏だが、確たる医師のイメージを持って、医学部に進学したわけではなかった。大学時代は、医学生自身がキャリアを考えるための団体を立ち上げて、活動に専念してきた。 どちらかと言えば、医学部に入りたくて、入ったわけではなかったのが実情です。両親の仕事は医療とは関係なく、親が医師でないと何をしているか知りませし、医師のイメージが湧いていなかったです。一般的に「医師になりたい」という学生でなく、「なんとなく」でした。とはいえ、小学生のときから、ぼんやりと「良い仕事」というイメージはあって「医師になりたい」とは言っていました。 医学部の学生を見て...