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看取りは「やりがいある仕事」、援助士育成へ

レポート 2015年5月22日 (金)  成相通子(m3.com編集部)

団塊世代が全て後期高齢者になる2025年に向け、在宅などで看取りケアを適切に担うことができる人材を育成することを目指し、長年在宅医療などに取り組んできた医師らが、一般社団法人「エンドオブライフ・ケア協会」を設立、5月21日に厚労省で会見した。設立は4月21日。看取りの資格認定講座の実施などを主たる事業として想定している。 同協会は、小澤竹俊氏(めぐみ在宅クリニック院長)、小野沢滋氏(北里大学トータルサポート長)、長尾和宏氏(長尾クリニック院長)の3人が理事、田口空一郎氏(フューチャー・ラボ代表理事)が専務理事を務める。柏木哲夫氏(淀川キリスト教病院理事長)を顧問に迎えた。 同協会では、今夏から医療職や介護職などを対象に、看取り現場での具体的な対人援助方法を教える「認定エンドオブライフ・ケア援助士養成講座」を全国で開催する予定。ロールプレイや事例研究を交えた2日間の講座で、修了者はエンドオブライフ・ケア援助士として認定する。 会見した同協会の理事ら。左から田口空一郎氏(フューチャー・ラボ代表理事)、小澤竹俊氏(めぐみ在宅クリニック院長)、長尾和宏氏(長尾クリニック院長)。 緩和ケアに携わ...