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早稲田大・田中総長、「単科医科大学との連携」改めて意欲

レポート 2019年6月20日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

早稲田大学総長の田中愛治氏は6月20日、「総長就任後半年の成果と今後の取り組み」をテーマに会見、単科医科大学が、ナノテクノロジーなどの強みを持つ早稲田大と本腰を入れて連携すれば、「日本のどこにもないようなレベルの高い医学部になるはず」との抱負を改めて語った。「具体的にはまだ何も決まっていない」と断りつつ、理念をしっかりと持ち、検討を進めていくという。 田中総長は2018年11月5日に総長に就任。それに先立つ総長選挙の時から、単科医科大学と連携する構想を打ち出していた(『医学部設置は早稲田大学の悲願 - 田中愛治・早稲田大学総長に聞く』などを参照)。 記者会見する田中愛治総長。 20日の会見で、田中総長は、就任後の成果と今後の取り組みについて説明。「世界で輝くWASEDA」の実現を目指し、「研究」「教育」「貢献」を3つの柱として、大学改革を進めている。 会見でのプレゼンテーションでは、単科医科大学との連携に触れなかったが、質疑応答の中で、「少子化で私立大学の連携、統合が今後、必要になってくると思うが、それについて。さらに医学部を作りたいという話があったと思うが、それについてどうなっている...