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「新しい医療のかたち」賞、「小児科を守る会」など4団体へ

レポート 2008年11月25日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

「医療の質・安全学会」は第3回学術集会の最終日に当たる11月24日、「新しい医療のかたち」賞の表彰式を行い、3つの部門で計4つの団体が同賞を受賞した。 この賞は昨年からスタートしたもので、患者本位の医療を目指す地域の活動や医療機関の取り組みを対象とする。選考は、学会の委嘱を受けた11人の医療ジャーナリストが行う。今年の受賞者は以下の通り。 ◆地域社会の取り組み部門 ・ NPO法人地域医療を育てる会(理事長・藤本晴枝氏、千葉県の山武郡市) ・ 県立柏原病院の小児科を守る会(代表・丹生裕子氏、兵庫県丹波市) ◆医療者・医療機関を中心とした取り組み部門 ・ 緩和ケア支援センター“はるか”(センター長・大石春美氏、宮城県大崎市) ◆患者を中心とした取り組み ・ 医療情報の公開・開示を求める市民の会(事務局長・山中裕子氏) 11月24日、東京ビッグサイト国際会議場で開催された「新しい医療のかたち」賞の 表彰式。 2つの会が共同で絵本、『くませんせいのSOS』を発行 表彰式後、各会の代表者が活動内容を紹介した。 ◆NPO法人地域医療を育てる会(ホームページはこちら) 県立東金病院が医師不足に陥った...