初発片側鼠径ヘルニアの男性患者1万7388人の登録データを対象に、腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(TEP)とLichtenstein法による修復の転帰を多変量解析で検討。再発率(P=0.146)、慢性疼痛率(P=0.560)では両方法とも有意な効果はなかった。術後合併症率(P<0.001)、安静時疼痛率(P=0.011)、労作時疼痛率(P<0.001)では、Lichtenstein法に比べてTEPに有益性が認められた。...
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