2型糖尿病、最新の第一選択薬判明
2016年5月9日
Annals of Internal Medicine
2型糖尿病の各種薬剤の単剤療法とメトホルミン併用療法について、2015年3月までに報告された試験179件と観察研究25件のシステマティックレビューとメタ解析で比較。心血管死亡率はスルホニル尿素(SU)薬に比べメトホルミンで低かった。HbA1c低下効果は、DPP-4阻害薬以外の単剤療法とメトホルミン併用療法で同等だった。体重はメトホルミン、DPP-4阻害薬などで減少あるいは維持されたが、SU薬、インスリンなどでは増加した。安全性と有効性から、2型糖尿病の第一選択薬はメトホルミンになると考えられた。...
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