狭心症への心MRIで不要な造影が減少

冠動脈疾患疑いの1202例を対象に、心血管MRIが不要な血管造影施行を減らすかを無作為化試験で検討。英国国立医療技術評価機構（NICE）ガイドラインによる治療および心筋血流シンチグラフィ（MPS）の3群で比較（CE-MARC 2試験）した。追跡12カ月時までの不要な血管造影施行率は、NICE群で28.8％あったのに対し、MRI群7.5％、MPS群7.1％だった。心血管有害事象（MACE）発生率に3群間で有意差はなかった。...