旅行関連ジカ、妊婦4人中3人の児に有害転帰
2016年12月12日
Annals of Internal Medicine
旅行関連疾患の国際的サーベーランスネットワークであるGeoSentinelのデータをもとに、ジカウイルス感染症(ZVD)の臨床症状および疫学を記述的研究で検証。対象は、2015年5月以降にZVDの確定または疑いの診断を南北アメリカ大陸からの帰国時に受けた30カ国の旅行者93例で、59%は南米旅行者だった。発疹、発熱、関節痛の発生率が高く、血液PCR検査での診断例が最も多かった。妊婦は4例で、内3例において胎児の有害転帰を認めた。...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。