悪性気道狭窄に凝固法＋腫瘍切除が有効

悪性腫瘍による気道狭窄患者89例を対象に、アルゴンプラズマ凝固法＋機械的腫瘍切除（APC＋MTR）と凍結凝固療法（cryorecanalization）の有効性を比較した。気道開存率は、APC＋MTR群97.3％、凍結凝固療法群80.8％だった。気道狭窄の再開通において、APC＋MTRは凍結凝固療法より効果的だった。さらに、末梢気管支病変を伴う腫瘍では、APC＋MTR群の気道開存率は凍結凝固療法に比べて有意に高かった。 ...