アスピリンの静脈性下腿潰瘍への効果認められず
2017年12月29日
British Medical Journal
静脈性下腿潰瘍患者251例を対象に、補助療法としての低用量アスピリンの効果をニュージーランドの多施設無作為化二重盲検試験(Aspirin4VLU試験)で検証した。 その結果、潰瘍治癒までの日数中央値はアスピリン群77日、プラセボ群69日(ハザード比0.85、P=0.25)、治癒率は順に70%、80%(リスク差-9.8%、P=0.07)で、ともに有意差が認められなかった。有害事象はアスピリン群の29例に40件、プラセボ群の27例に37件発生した(発生率比1.1、P=0.71)。 ...
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