EHRデータに医療制度上の手続きによるバイアス
2018年6月14日
British Medical Journal
米国の大規模病院2施設の入院、救急および外来患者66万9452例を対象に、医療制度上の手続きが電子医療記録(EHR)の3年生存予測能に及ぼす影響を後ろ向き観察研究で検討した。 その結果、臨床検査272種のうち233種(86%)で、検査の指示は、検査結果に関するあらゆる情報に関係なく、3年生存オッズとの間に有意な関連を認めた(P<0.001)。174種のうち118種(68%)で、いつ検査を指示したかというタイミングに関するデータが検査結果そのものよりも3年生存予測能が高かった。...
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