食物繊維25-29g/日摂取で非感染性疾患のリスク低下
食物繊維の推奨摂取量のエビデンスを検討すべく、炭水化物の質の指標と非感染性疾患の関連を報告した前向き研究185件および臨床試験58件のシステマティックレビューとメタ解析を実施した。 観察データから、食物繊維の摂取量が最も多いグループは摂取量が最も少ないグループよりも、全死亡率、心血管関連死亡率、冠動脈疾患、脳卒中、2型糖尿病、大腸癌が15-30%少ないことが示唆された。臨床試験では、食物繊維摂取量が多いグループは少ないグループよりも、体重、収縮期血圧、総コレステロールが有意に低く、1日の食物繊維摂取量が25-29gの場合に重大転帰に関連するリスクが最も低かった。...
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