1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. アイバンク供給の角膜は術後感染少ない

アイバンク供給の角膜は術後感染少ない

2019年3月14日  Cornea

2006-17年にアイバンクが供給した角膜を用いた角膜移植術で報告された真菌および細菌感染の後ろ向きレビューを実施し、角膜の処置(pre-cutおよびpre-stripped)と移植後の感染率との関連を検討した。 試験期間中に供給された角膜1万7035眼中4眼で真菌感染が発生した(処置済み角膜1眼と未処置角膜3眼)。処置済み角膜の感染率に上昇傾向は見られなかったが(試験期間の最初の3年間0.19% vs.最後の3年間0.17%、P=0.901)、未処置角膜では有意な上昇が見られた(同0.1% vs.1.58%、P=0.001)。...