プロサッカー選手の足関節靭帯損傷、術後の復帰長期化関連因子
足関節靭帯結合部の不安定な単独損傷(West PointグレードIIB以上)の手術を施行した男性プロサッカー選手110人を対象に、プレーに復帰するまでの期間を後ろ向きコホート研究で評価した。 その結果、フィールドリハビリテーション開始まで術後平均37±12日、チームトレーニング開始まで同72±28日、最初の公式試合復帰まで同103±28日を必要とした。多変量解析では、損傷の重症度(West PointグレードIII)、距骨軟骨損傷の同時存在、選手の年齢の高さが、術後に各プレーに復帰する期間の長期化と有意に関連することが示された(P<0.00001)。 ...
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