外科医キャリア、女性の方が障壁多い

ハーバード・メディカル・スクールの医学生約720人を対象に、外科医を目指す上の障壁について（特に性別によるものに焦点を当て）インターネット匿名調査で評価。261人が調査に回答した（女性58.6％、男性41％、トランスジェンダー0.4％）。 全体の69％、外科医を目指す学生の75％が、やる気をなくすようなこと言われた（verbal discouragement）経験を報告した。女性の方が、この発言が性別（P＜0.0001）、年齢（P＜0.0001）および家庭を持つことへの願望（P＝0.043）に基づいていると考える傾向にあった。デートや結婚（P＝0.042）、家族との時間（P＝0.015）、研修期間中の出産（P＜0.0001）や産休・育休の取得（P＜0.0001）、研修期間後の出産では高齢になること（P＜0.0001）の懸念を報告したのも女性の方が多かった。 ...