糖尿病インスリン治療、セマグルチド上乗せでHbA1c改善
2019年11月16日
Diabetes Care
メトホルミン併用を問わないインスリン治療で血糖コントロール不良の2型糖尿病(DM)患者731例を対象に、経口セマグルチド上乗せの有効性および安全性を二重盲検試験で検討した(PIONEER 8試験)。 その結果、プラセボ群と比較した26週時HbA1c低下度の差はセマグルチドの3mg群-0.5%、7mg群-0.9%、14mg群-1.2%(いずれもP<0.001)、体重では-0.9kg、-2.0kg、-3.3kg(P=0.0392、P≦0.0001、P≦0.0001)と推定され、セマグルチドのプラセボに対する優越性が示された。セマグルチドで最も発生頻度の高い有害事象は悪心だったが(11.4-23.2%)、ほとんどが軽度ないし中等度だった。 ...
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