Modic変化ある慢性腰痛に抗菌薬無効（2019/11/18訂正）

慢性腰痛、椎間板ヘルニアの既往歴、椎体終板の変化（Modic変化）を有する患者180人を対象に、アモキシシリン3カ月間投与の有効性を評価した多施設共同二重盲検プラセボ対照無作為化多施設共同試験を実施した。 その結果、1年後の1次分析ではアモキシシリン群とプラセボ群の平均Roland-Morris障害質問票（RMDQ）スコアの差は－1.6（P＝0.04）、2次分析での差は、Modic変化タイプ1の患者（118例）で－2.3（P＝0.02）、タイプ2の患者（62例）で－0.1（P＝0.95）だった。アモキシシリン群の56％およびプラセボ群の34％に薬物関連有害事象が1件以上発生した。 【訂正】2019年11月18日に以下を訂正しました。 タイトルを変更しました。 ...