がんサバイバーは心血管系疾患による死亡リスク高い
2020年1月14日
European Heart Journal
米国内のがんサバイバー323万4256例を対象に、心血管系疾患(CVD)による死亡率を約30年間の観察試験で検討した。 その結果、28がん腫のがんサバイバーの死亡原因はCVDが38.0%、がんによる死亡が11.3%だった。CVDのうち最も多かったのは心疾患で76.3%だった。35歳未満でがんが診断されたサバイバーはCVD死亡リスクがもっとも高かった。またがんと診断された1年目の死亡率が最も高く(標準死亡率比3.93)、その後の死亡率も一般集団と比較するとリスクは依然高かった。 ...
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