エストロゲンまたはプロゲステロン受容体陽性かつリンパ節転移陽性の乳がんを有し、術後補助化学療法+タモキシフェンかタモキシフェン単独による治療を受けた閉経後女性の第III相試験データを基に、再発を予測する多遺伝子アッセイの21遺伝子再発スコアと局所再発の関連性を後ろ向きコホート研究で検討した(解析対象316例)。 その結果、推定10年累積再発率は低スコア群9.7%、高スコア群16.5%だった(P=0.02)。転移陽性リンパ節数や手術の種類などについて調整した多変量モデルでは、再発スコア高値が局所再発の予測因子だった(ハザード比2.36、95%CI 1.02-5.45、P=0.04)。 ...
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