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レンバチニブ+ペムブロリズマブ、進行固形がんに有望

2020年2月11日  Journal of Clinical Oncology

進行固形腫瘍(腎細胞がん、子宮体がん、頭頸部扁平上皮がん、悪性黒色腫、非小細胞肺がんまたは尿路上皮がん)患者137例を対象に、レンバチニブとペムブロリズマブ併用療法の最大耐用量、安全性および有効性を第Ib/II相試験で検討した。 第Ib相試験では、レンバチニブ20mg/日+ペムブロリズマブ200mgの3週間ごとの静脈内投与を最大耐用量と決定した。これを推奨用量として第II相試験を実施したところ、24週時点の客観的奏効率は、腎細胞がん63%、子宮体がん52%、悪性黒色腫48%、頭頸部扁平上皮がん36%、非小細胞肺がん33%、尿路上皮がん25%となった。発現率の高い治療関連有害事象は疲労感(58%)、下痢(52%)、高血圧(47%)、甲状腺機能低下(42%)だった。 ...