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結腸がんのロボ支援術、腹腔鏡術より短期転帰良好

2020年3月12日  Annals of Surgery

結腸がん手術を施行した患者600例を対象に、ロボット支援手術と腹腔鏡下手術の短期転帰を後ろ向きレビューで比較した。 その結果、腹腔鏡術は手術時間の短縮と関連した(P<0.001)。全合併症発生率はロボ支援術群の方が腹腔鏡群より低く(P<0.001)、ロボット支援手術が最も強い合併症発生の防御因子だった(オッズ比0.485、P=0.006)。入院期間伸長の危険因子は合併症イベント(同9.33、P<0.001)および開腹手術への移行(同3.095、P=0.002)で、ロボット支援手術が唯一の独立の防御因子だった(同0.62、P=0.027)。 ...