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SCLCへの2次治療にlurbinectedinが有望

2020年4月23日  The Lancet Oncology

第1選択治療失敗後の小細胞肺がん(SCLC)患者105例を対象に、発がん性転写の選択的阻害薬lurbinectedinの活性と安全性を単群非盲検第II相バスケット試験で評価した。 追跡調査期間中央値17.1カ月で、「固形がん効果判定基準(RECIST)1.1版」に基づく試験医師の評価による全奏効は37例(35.2%)で認められた。頻度が高いグレード3-4の有害事象に、貧血9例(9%)、白血球減少30例(29%)、好中球減少48例(46%)、血小板減少7例(7%)などが見られた。重篤な治療関連の有害事象は11例(10%)のうち、好中球減少は5例(5%)、発熱性好中球減少は5例(5%)だった。治療に関連した死亡はなかった。 ...