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POAGへのオミデネパグ イソプロピル、ラタノプロストに非劣性

2020年7月1日  専門誌ピックアップ

原発性開放隅角緑内障(POAG)または高眼圧症の日本人患者189例を対象に、オミデネパグ イソプロピル(OMDI)0.002%点眼薬の有効性および安全性を第III相無作為化非劣性試験でラタノプロスト0.005%と比較した(AYAME試験)。 その結果、4週時の昼間眼圧のベースラインからの最小二乗平均変化量はOMDI群-5.93±0.23mmHg、ラタノプロスト群-6.56±0.22mmHgとなり、群間差の95%信頼区間(0.01-1.26)の上限値が非劣性マージンの1.5mmHgを下回ったため、OMDIの非劣性が示された。発生率の最も高かった治療関連眼有害事象は結膜充血(OMDI群24.5% vs. ラタノプロスト群10.4%)、角膜肥厚(11.7% vs. 1.0%)、点状角膜炎(0% vs. 5.2%)だった。重篤な有害事象は見られなかった。 ...