尋常性乾癬へのroflumilastクリーム、P2結果良好
2020年7月30日
New England Journal of Medicine
尋常性乾癬患者331例を対象に、PDE-4阻害薬roflumilastクリームの効果を第IIb相試験で検証した(ARQ-151 201試験)。 その結果、6週時に治験責任医師が判定した全般的評価(IGA)の「消失」または「ほぼ消失」達成率は基剤クリーム群8%、rofulumilast 0.3%クリーム群28%(対基剤クリーム群とのP<0.001)、0.15%クリーム群で23%(同P=0.04)だった。ベースラインに間擦部乾癬を認めた患者の6週時IGAスコアでの「消失」または「ほぼ消失」達成+間擦部のIGAスコアの2段階改善達成の発生率は基剤クリーム群で29%、0.3%クリーム群で73%、0.15%クリーム群で44%だった。塗布部反応発生率はroflumilastクリーム群と基剤クリーム群で同等だった。 ...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。