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化膿性汗腺炎、ボツリヌス毒素注射でQOL改善

2020年11月2日  専門誌ピックアップ

Hurley病期分類I-III期の化膿性汗腺炎患者20例を対象に、B型ボツリヌス毒素(BTX-B)皮下注射の有効性を無作為化二重盲検プラセボ対照パイロット研究で検討。主要評価項目は、Dermatology Life Quality Index(DLQI)を用いて測定したQOLとした。 その結果、DLQIスコア中央値の変化量が、BTX-B群ではベースライン17点、投与3カ月後8点、プラセボ群では13.5点から11点だった(P<0.05)。改善の理由には、患者自身の評価による症状の改善および総病変数の減少が挙あげられた。対象例の55%がある程度の多汗症を報告しており、化膿性汗腺炎の併存症に多汗症が示唆された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...