乾癬患者のCOVID-19入院関連危険因子を特定

コロナウイルス感染症（COVID-19）が確定または疑われる25カ国の乾癬患者374例のデータを対象に、COVID-19の経過およびCOVID-19による入院の関連因子を検討。データ収集には乾癬患者のCOVID-19感染に関する国際レジストリPsoProtectを用いた。 その結果、348例（93％）がCOVID-19から完全に回復し、77例（21％）が入院、9例（2％）が死亡していた。入院リスク上昇関連因子に、高齢（10歳当たり多変量調整オッズ比1.59、95％CI 1.19-2.13）、男性（オッズ比2.51、95％CI 1.23-5.12）、非白人（同3.15、1.24-8.03）および慢性肺疾患併存（同3.87、1.52-9.83）があった。入院は、生物学的療法実施患者よりも非生物学的全身療法実施患者の方が多かった（同2.84、1.31-6.18）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるもの...