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肺がん検診の低線量CTで骨粗鬆症が検出できる?

2020年11月26日  専門誌ピックアップ

肺がん検診を受診した中国成人6万9095人(男性4万733人、女性2万8362人)を対象に、骨粗鬆症の日和見スクリーニングを全国多施設共同人口ベース研究で実施。肺がん検診の胸部低線量CTの腰椎の骨体積密度を計測し、骨粗鬆症の年齢標準化有病率を推定した。 その結果、50歳超の骨粗鬆症有病率は、女性29.0%、男性13.5%と推定された。この有病率は、二重エネルギーX線吸収測定法を用いて推定した有病率と比較すると、女性は同等だったが、男性では2倍高かった。有病率は地域によって異なり、南西部ではいくぶん有病率が高く、北東部では低かった。著者らは、低線量CTを用いた日和見スクリーニングで、腰椎の骨体積密度が低い患者を多数特定できると思われると結論を示した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...